研究の価値は、「発見」から「実装の速度と連携」で決まる時代へ?
今回取り上げるのは、東京大学先端科学技術研究センターが開発したニパウイルス感染症ワクチンに関するニュースです。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG304AE0Q6A130C2000000/
技術や研究のニュースを読んでいると、「何が起きたか」以上に「これから何が変わっていくのか」が気になることがあります。
Patsnap Japanでは、そうした視点からも発信し。ぜひ一緒に考えていければと思います。
今回の記事で特に目を引いたのは、ベルギーでヒトに投与する初期段階の臨床試験を、海外の非営利パートナーと連携して速やかに開始するという点で、「どれだけ早く、どのような体制で実装に向かうのか」が強く意識されるようになってきていると感じました。
高い致死率を持つ一方で、市場原理だけでは開発が進みにくい感染症領域において、大学の研究成果を起点に、非営利組織、国境を越えた連携を組み合わせることで、研究の価値を「発見」だけでなく、「社会に届くまでの動き」も含めている姿勢が見えてきます。
こうした連携のあり方は、日本の研究開発において、「誰と組むか」「どこで試すか」「どれだけ早く動けるか」といった点が、これまで以上に重要になっていくことを示唆しているのかもしれません。
技術や研究の価値は、どの段階から、どのような形で社会と接続されるべきなのでしょうか。
皆さんは、このスピード感と連携の形をどう感じますか。